会長挨拶

尾道ロータリークラブ会長
中島 秀晴

いまから ここから

 2022-23年度RI会長ジェニファー・ジョーンズ氏はRI会長テーマに「IMAGINE ROTARY」イマジン ロータリーを掲げ、「私たちには皆、夢があります。しかし、その実現のために行動するかどうかを決めるのは私たちです。想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています」と述べ、ロータリーのような団体がポリオの根絶や平和の実現といった大きな夢を抱くなら、「それを実現させる責任は自分たちにある」と語り、「昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです」と挨拶されました。

 また第2710地区ガバナー石川良興氏のガバナー信条は「人生100年時代に向けて、健康寿命を延ばそう」~がん・生活習慣病の予防~を掲げ、「人生100年時代に突入し、健康寿命を延ばすことが何よりも重要な課題となってきています。ロータリーにおいては、健康寿命を延伸することにより、5大奉仕と7つの重点分野を遂行するために必要な財団支援を行い、社会に貢献し、会員自身の成長と会員相互の親睦を育み、ロータリーの公共イメージを高め、ひいては会員の増強につなげていきましょう」と述べられています。

 さて、尾道ロータリークラブは本年度創立70周年を迎えます。広島県内3番目のクラブとして長い歴史と伝統を積み重ねてきました。創立70周年という節目の年に、多くの先達の熱い想いを検証し、未来へ継承していかなければなりません。

 またもう一つの大きな事業として、G9のインターシティ・ミーティングを開催します。石川ガバナーのガバナー信条を具現化するべく取り組んでいきたいと思います。

 街づくりは人づくりであるとよく言われます。尾道ロータリークラブのロータリアンとして日々研鑽を積み、職業を通じて社会に奉仕することにより、地域にかかわり尾道を発展させていかなければなりません。これこそがロータリーの原点である職業奉仕による「イマジン ロータリー」だと考えます。昨今色々な意味でクラブの活性化ということが言われています。私はクラブの活性化の特効薬は大きな事業をすることだと思っています。幸い尾道ロータリークラブには、創立70周年そしてG9のインターシティ・ミーティングという大きな事業があります。それぞれの事業を会員全員で尾道らしいものにしていきたいと思います。

 本年度のクラブ活動方針として「いまから ここから」をテーマとし、盛りだくさんな素晴らしい一年をイマジンしていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。